法学部

Law

学部?大学院

法学部

論理的思考とバランス感覚、人間性を備えた人材の養成

車の運転、野球やサッカーなどのスポーツ、
そして私たちの暮らしにもルールがある。
法的観点から社会を見れば、
これまでと違った世界が見えてくる。

青信号で進んで赤信号で止まる。誰もが知る交通ルールも法律で決められています。法とは私たちが社会で生活するためのルールなのです。法の勉強が生活に役立つことはもちろん、物事の「公正な決め方」「フェアな判断の仕方」も身につくため、社会へ出る前に多くの人に学んでほしいと思います。

法律のナゼ

Q.成人年齢が18歳になったのも法律が関係しているの?

Answer

若者の意見を社会に反映する為に
法律が改正されました

[成年年齢を18歳とする国]OECD加盟国

36 38
カ国
世界
でも
主流
  • OECDとは世界中の経済、
    社会福祉の向上を促進するための活動を行う国際機関で、日本を含む先進国が加盟しています。
  • 選挙権が
    持てる!
  • 親などの同意がなくても
    スマホの契約ができる!
  • 行政書士などの
    資格を取得できる!
  • 競馬などの
    公営ギャンブルは
    できません
  • 飲酒はできません
  • 10年用の
    パスポートを
    取得できる!
  • 親などの同意がなくても
    アパートを借りることが
    できる!

このように、国の状況を考え、
社会全体のバランスを調整することも
法律の役割となります

学部長メッセージ

法学部 学部長 周 作彩

法学部の門を叩いて、
「好い加減」のバランス感覚を
手に入れましょう。

法学部 学部長

周 作彩

人間はさまざまな集団をなして生活をしています。秩序ある集団生活を維持するためにはルールが必要不可欠であり、法もそのようなルールの一つです。法は人間関係を形づくるものであり、法学はとても人間臭い学問です。よほど人間嫌いな人でなければ、いや人間嫌いな人にこそ、法を学ぶことによってうまく人間関係を処理できるような能力を身につけていただきたいのです。
その能力とは、ルールを具体的な事実に適用して、一定の結論を論理的に導き出すことにより利害関係者を説得する能力です。なんだ、だから杓子定規な法律は嫌いなんだよ、と早とちりしてはいけません。人を説得するためには、ルールの解釈、事実の認定、そして結論に至るプロセスがフェアで社会的に妥当なものでなければなりません。私の恩師故?南博方博士は、英米人のいうフェアとは、あの融通のきかない、頑なで画一的な公正性とは違って、実情にかない、誰もが妥当として受け入れることができるような、という弾力的な意味合いを含んでいるといい、これにあたる日本語はさじ加減がいいという意味での「好い加減」であると述べています(「『好い加減』のすすめ」判例自治104号)。この「好い加減」のバランス感覚こそが、行政や裁判だけでなく、私たちの家族関係、近隣関係、職場関係においてももっとも必要とされる能力の一つなのではないでしょうか。
さあ、法律を食わず嫌いせず、現役弁護士を含む学識経験の豊富な教員や新進気鋭な若手教員など多様なスタッフを擁するわが法学部の門を叩いてみましょう。

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