共創社会学部

Professor

共創社会学部

立川 和美(タチカワ カズミ)

TACHIKAWA Kazumi

学位:

所属 (学部?職位?学内役職) 共創社会学部 教授 (一般教養連絡会議長)
連絡先/ホームページ Eメールアドレス:tachikawa@rku.ac.jp
学歴/経歴

東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了 学術博士
私立山脇学園中学校?高等学校国語科教諭を経て、2005年4月に流通経済大学に着任。
現在に至る。
趣味は読書(あらゆるジャンルの本を読みますが、一番好きなのは夏目漱石です)、音楽(自分で演奏するのはピアノですが、様々な楽器に興味を持っています)。

担当科目 日本語(A/B/C/D)、日本事情、日本の思想、日本の現在、リベラルアーツ入門?リベラルアーツ演習、基礎演習
授業?ゼミ <日本語(留学生対象科目)>
大学生活の中で必要とされる日本語の4技能(読む?聞く?話す?書く)をバランスよく向上させ、研究活動を行うための言語能力の獲得を目標とします。

<リベラルアーツ入門?リベラルアーツ演習>
日本の文学や文化をテーマに扱い、現代人として必要な教養を身につけ、それを用いて国際社会で活躍できるための力をつけることを目標とします。

<基礎演習>
大学生活で必要とされる言語技術の中でも、必要な情報を正確に理解し、それをまとめる力、また自分の考えを発表する発信型の力を養うことを目標とします。
研究?専攻分野

日本語学(文章?談話)?言語教育

研究テーマ

日本語のテクスト?ディスコース分析。
現代語のテクストやディスコースにおける笑いや、日本語に特有の言語的特性に関する記述?分析を行っています。
この他、近年は、コミュニケーション教育への応用を目指したライフセービング活動におけるディスコース分析や、外国人等多様な人々に向けた「やさしい日本語」の実態にも関心を持っています。

著書?論文?研究発表

2022年「コロナ禍におけるライフセーバー養成に関する一考察――学生の現場活動の実態とコミュニケーション意識の変容――」『流通経済大学論集』56(4) 73-83
2021年 A Survey of Educational Program and Training to Improve the Communicative Competence of Lifeguards. ECSS Virtual Congress 2021.
2021年「ライフセービングチームレスキューの談話分析に向けた小考――SERCトレーニングを例に――」『流通経済大学論集』56(2) 51-62
2020年「綾小路きみまろの紙上漫談に見られる終助詞「ね」「よ」「よね」の機能――中高年読者の笑いを生み出すために――」『社会学部論叢』31(1) 51-71
2019年「大正期の『中央公論』と『婦人公論』にみられる翻訳型の外来語について」高崎みどり編『大正期『中央公論』『婦人公論』の外来語研究――論と広告に見るグローバリゼーション』冨山房インターナショナル 124-147
2019年「防災知識を緊急時の適切な行動へつなげるための日本語教育――学部留学生が災害に向き合う学習活動」『流通経済大学論集』54(2) 141-156
2019年「留学生の防災意識を高めるための実践――多言語防災マニュアルの実際と防災知識の獲得?伝達――」『社会学部論叢』29(2) 87-120
2019年「川柳に見る笑いに関する試論――綾小路きみまろ氏「夫婦川柳」のテクスト分析――」『流通経済大学論集』54(1) 119-132
2017年「大学1年生男女の化粧に対する意識に関する小考――雑誌の化粧品広告の文体に対する意見から――」『流通経済大学論集』52(1) 31-51
2016年 Communication Activities in Lifesaving Team Rescue: For Developing the Methodology of Lifesaving Training. ECSS Congress 2016 Vienna
2016年「『こころ』における外来語の様相について」『流通経済大学論集』50(3) 19-39
2015年「大正?昭和初期の文学にみられる化粧に関する一考察――野上弥生子『真知子』を中心に――」『流通経済大学論集』51(1) 47-62
2015年「異文化間コミュニケーションから考える外国人介護士養成のための日本語教育――介護場面における依頼表現に関する一考察」『社会学部論叢』25(2) 49-74
2013年「『枕草子』日記的章段における引用「と」「など」の使い分け――「淑景舎、春宮にまゐりたまふほどの事など」を例として――」『文体論研究』59 1-14
2012年「高齢者介護施設における談話の特性――介護者のコミュニケーションストラテジーをめぐって」『社会学部論叢』23(1) 81-96
2011年『説明文のマクロ構造把握――国語教育?日本語教育への指導?応用に向けて』流通経済大学出版会

所属学会

日本語学会
日本文体論学会
表現学会
お茶の水女子大学国語国文学会
英国日本語教育学会

社会貢献活動
学生へのメッセージ

大学生活は、多くの力を伸ばす機会と可能性にあふれています。自分の目標や生き方についてじっくりと考え、方向性を明確にしてまっすぐに道を進んでいきましょう。

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