共創社会学部 大学院 社会学研究科

Professor

共創社会学部 大学院 社会学研究科

中村 美枝子(ナカムラ ミエコ)

NAKAMURA Mieko

学位:経済学修士

所属 (学部?職位?学内役職) 共創社会学部 大学院 社会学研究科 教授 (大学院社会学研究科長 、地域人間科学科 、 剣道部 男子?女子部長)
連絡先/ホームページ mnakamura@rku.ac.jp
http://www2.rku.ac.jp/mnakamura/
学歴/経歴

【最終学歴】
筑波大学大学院社会工学研究科博士課程後期課程(経営工学専攻)単位取得満期退学

【略歴】
出身校所在地:神奈川県(小学校)、広島県(中学校)、宮城県(高等学校)

【趣味と最近の関心事】
趣味はテニス、最近の関心事はやる気の持続

担当科目
授業?ゼミ 【心理学研究法Ⅰ】
人間行動について素朴な疑問から仮説を考え、実験計画や質問紙調査の方法を学びます。
グループでの話し合いを取り入れています。積極的に参加してください。

【心理学研究法Ⅱ】
質問紙を作成して調査を実施し、データを入力?分析してレポートにまとめます。
チームでの作業が多くなりますので、協力し合って取り組んでください。

【産業組織心理学】
職場における人間の心理特性について学びます。モチベーション?リーダーシップ?ストレスマネジメントなど幅広く解説します。生産過程や交渉についてのゲーミングシミュレーションの実習も行ないます。

【専門演習】
ゲーミングシミュレーションに関する基本を学び、演習を通してチームワークやコミュニケーションについて考えます。卒業論文では、文献調査をふまえてゲーミングシミュレーションをデザインする場合と、質問紙調査を実施する場合があります。
研究?専攻分野

ゲーミングシミュレーション、行動科学、合意形成、社会心理学、集団意思決定、統計的意思決定

研究テーマ

?「ゲームのデザイン」
?「ゲーミングシミュレーションの効果」
?「ゲーミングシミュレーションの評価」

著書?論文?研究発表

【単著論文】
●The impact of relevant experience and debriefing questions on participants’ perception of gaming simulation, Back to the future of Gaming, 200-213, Bielefeld, Germany: W. Bertelsmann Verlag, 2014
●「視点切替レポート法」によるディブリーフィング―簡略版仮想世界ゲームへの応用―, シミュレーション&ゲーミング, 22(1),109-121, 2012年
●エネルギー環境教育のためのゲーミングシミュレーション教材の開発―『エコバトル』ゲームのデザイン―, 流通経済大学社会学部論叢, 20(1), 377-391, 2010年

【共著論文】
●How to apply “Learning by gaming” to the worksite: Training program for city officials on communication in health crises., Warsaw,Poland: Poltext Ltd., Nakamura,M., Kikkawa, T., Shigematsu, M., Sugiura, J, Kato, F., & Nagaoka, T., 2012年

【共著書籍】
●リスク?コミュニケーション?トレーニング―ゲーミングによる体験型研修のススメ―, (第5章 研修の運営―ふりかえりのファシリテーション), ナカニシヤ出版, 63-74, 2012年
社会学は面白い!(第5章 ゲームで学ぶ), 流通経済大学出版会, 47-56, 2010年

【学会発表等】
●ふりかえり用紙の質問項目の検討(2)―質問項目の順序と内容の効果について考える― <レポートセッション>, 日本体験学習研究会第16回プログラム?報告要旨, 38-39, 2014年12月7日
●教育におけるゲーミング?シミュレーションの応用的展開を探る(3) <ワークショップ話題提供者>, 日本心理学会第78回大会プログラム, SS(25), 2014年9月11日
●ふりかえり用紙の質問項目の検討―未来志向の項目をデータから考察する― <オープンセッション>, 日本体験学習研究会第15回プログラム?報告要旨, 28, 2013年12月8日
●教育におけるゲーミング?シミュレーションの応用的展開を探る(1) <ワークショップ話題提供者>, 日本心理学会第76回大会プログラム, 55, 2012年9月11日
●ゲーミング?シミュレーションのイメージ調査 <ポスターセッション>, 日本体験学習研究会第13回プログラム?報告要旨, 15, 2011年12月4日
●How to apply “Learning by gaming” to the worksite: Training program for city officials on communication in health crises. <口頭発表>, 国際シミュレーション&ゲーミング学会(ワルシャワ)(Nakamura,M., Kikkawa, T., Shigematsu, M., Sugiura, J, Kato, F., & Nagaoka, T.)2011年7月11日
●ゲームのデザインプロセス:試作品から完成品へ―『エコバトル』ゲームの修正過程― <レポーセッション>, 日本体験学習研究会第12回プログラム?報告要旨, 36-37, (中村美枝子?杉村昌紀?岡崎友子?土屋智子)2010年12月5日
●集団コミュニケーションとパーソナリティとの関連 : コミュニケーション力育成をめざして <シンポジウム話題提供者>, 日本パーソナリティ心理学会大会発表論文集(19), 20, 2010年10月11日

【その他】
●健康危機管理従事者のリスク/クライシス?コミュニケーションスキル向上のための研修プログラムの開発と評価, 平成23年度厚生労働科学研究費補助金 健康安全?危機管理対策総合研究事業 平成23年度研究報告書, 研究代表:吉川肇子, 担当箇所:研修プログラムにおける運営に関する研究―ファシリテーション上の注意点, p.44-52, 2012年3月
●感情と思考の科学事典, 海保博之?松原望監修, 竹村和久?北村英哉?住吉チカ編集, 朝倉書店, 担当箇所:2-7-3 ゲームの理論(p.162-163), 2-7-7 囚人のジレンマ(p.170-171), 2010年4月

【学会活動】
●2013年8月6日~9日 国際シミュレーション&ゲーミング学会夏季研修チューター(第10回サマースクール、立命館大学)
●2009年7月~2013年3月 日本シミュレーション&ゲーミング学会 学会誌論文審査委員会委員

所属学会

【所属する主な学会】
日本シミュレーション&ゲーミング学会、日本心理学会、日本行動計量学会、日本認知科学会、日本数理社会学会、日本計画行政学会、日本統計学会、国際シミュレーション&ゲーミング学会

社会貢献活動

2011年11月19日 わたしの政経塾(一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団共催) 公開講座講師
2011年9月~2011年11月 千葉県松戸市 事業優先度評価外部評価委員
2008年7月~現在 千葉県松戸市 地球温暖化対策地域推進計画推進委員会委員

学生へのメッセージ

好きな言葉は、「人生に遅すぎることはない」(中学3年の担任の三浦先生)と「疲れたときには休めばよい。いつか歩き出し、そして走り出したくなる日が来る」(誰の言葉か不明)です。どんなに前向きな人でも凹むことがあるはずです。世の中は思い通りにいきませんが、つらいときには助けを求め、元気なときにはそれをみんなに分ける、そうやって生きていくのが人生なのだと思います。
学生時代に色々な人と出会い、語り合い、ぶつかり合うことで、自分をみつめ、人生をみつめるきっかけが得られるはずです。ゼミ、サークル、授業、コンパ、青春祭、学園祭、合宿、ボランティア、対外試合など、様々な活動を通して、広く浅く、あるいは狭く深く、それぞれの出会いを大切にしてください。

一覧へ戻る

入試情報 with RYUKEI