共創社会学部 大学院 社会学研究科

Professor

共創社会学部 大学院 社会学研究科

市岡 卓(イチオカ タカシ)

Ichioka Takashi

学位:博士(国際文化)

所属 (学部?職位?学内役職) 共創社会学部 大学院 社会学研究科 教授 (国際文化ツーリズム学科)
連絡先/ホームページ ichioka@rku.ac.jp
学歴/経歴

1988年京都大学経済学部卒業。1988年~2011年運輸省(2001年からは国土交通省)勤務。現在は東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)国際事業本部顧問。
2018年法政大学大学院国際文化研究科修了。博士(国際文化)。2019年から法政大学大学院兼任講師(現在に至る)。2022年から流通経済大学社会学部国際観光学科教授。

担当科目 国際協力?開発論、多文化社会論(国際社会学)、2年演習、3年演習、観光英語Ⅰ?Ⅱ
授業?ゼミ 授業(国際協力?開発論、多文化社会論(国際社会学))では、毎回ミニレポートを書いてもらい、それをもとに次回の授業で振り返りを行うことで、できるだけ双方向性を持たせていく。
ゼミでは、間違ってもいいので、積極的に発言してくれることを評価する。
研究?専攻分野

国際社会学、多文化共生論、民族と宗教の政治社会学、東南アジアの社会と文化

研究テーマ

シンガポールの民族?宗教をめぐる政治社会問題に関心。特に、ムスリム(イスラーム教徒)に関わる政治社会問題を研究。

著書?論文?研究発表

【著書】
共著:市岡卓(2016)「マレー人 ―近代都市国家のムスリム?マイノリティ―」『シンガポールを知るための65章(第4版)』田村慶子編著、明石書店。
単著:市岡卓(2018)『シンガポールのムスリム:宗教の管理と社会的包摂?排除』明石書店。
共著:市岡卓(2019)「多民族社会シンガポールにおけるムスリムの宗教間結婚」『イスラーム?ジェンダー?スタディーズ 1 結婚と離婚』、長沢栄治監修、森田豊子?小野仁美編著、明石書店。
共著:市岡卓(2023)「シンガポール ―多民族?多宗教国家における少数者のムスリムに配慮した制度」『東南アジアのイスラームを知るための65章』久志本裕子?野中葉編著、明石書店。

【論文】
単著:市岡卓(2016)「管理されるイスラーム ―シンガポールにおけるイスラーム過激主義への対応から―」法政大学国際文化学部紀要『異文化(論文編)』、第17号(233~260頁)。
単著:市岡卓(2016)「シンガポールにおけるムスリム女性のヒジャブの規制をめぐる考察」日本マレーシア学会『マレーシア研究』、第5号(35~54頁)。
単著:市岡卓(2017)「問われるシンガポールの「多人種主義」」法政大学国際文化学部紀要『異文化(論文編)』、第18号(205~230頁)。
単著:市岡卓(2020)「現代シンガポールのリベラル派ムスリムによる言論活動の意義と課題 ―『ブディ?クリティック』の出版から―」法政大学国際文化学部紀要『異文化(論文編)』、第21号(195~217頁)。
単著:市岡卓(2021)「シンガポールのムスリム女性たちにとってのジェンダーとイスラームの交差 ―ムスリム女性たちによる『プルンプアン』の出版から―」法政大学国際文化学部紀要『異文化(論文編)』、第22号(131~155頁)。
単著:市岡卓(2022)「イスラームからの棄教者の社会的包摂をめぐる問題―多民族?多宗教社会シンガポールの文脈から―」法政大学国際文化学部紀要『異文化(論文編)』、第23号。

【その他著作物】
単著(寄稿):市岡卓(2020)「多民族?多宗教国家シンガポールとムスリム」(一社)日本シンガポール協会雑誌『シンガポール』、第284号、2020年新春号(52~61頁)。
単著(寄稿):市岡卓(2020)「ムスリムの文化、宗教実践と直面する社会問題」(一社)日本シンガポール協会雑誌『シンガポール』、第285号、2020年夏号(48~58頁)。
単著(寄稿):市岡卓(2021)「イスラーム過激主義と戦うシンガポールのムスリム」(一社)日本シンガポール協会雑誌『シンガポール』、第286号、2021年新春号(48~58頁)。
単著(寄稿):市岡卓(2021)「多文化の共生に向けて」(一社)日本シンガポール協会雑誌『シンガポール』、第288号、2021年秋?冬合併号(3~13頁)。
単著(寄稿「フォーラム」):市岡卓(2021)「シンガポールのコロナ禍と外国人労働者」日本マレーシア学会『マレーシア研究』、第10号(48~51頁)。
単著(寄稿「フォーラム」):市岡卓(2022)「シンガポール首相の施政方針演説にみる国民統治の技法」日本マレーシア学会『マレーシア研究』、第11号(92~94頁)。

【研究発表】
多数。

所属学会

日本社会学会、日本国際文化学会、東南アジア学会、日本マレーシア学会、アジア政経学会など。

社会貢献活動
学生へのメッセージ

大学を出て仕事をするようになると、お金は自由に使えますが、時間が自由に使えなくなります。みなさんあまり意識しないと思いますが、大学時代は、老後を除けば、一生でいちばん時間が自由になる時期です。ぜひ今の時間を有効に活用しましょう。

一覧へ戻る

入試情報 with RYUKEI