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法学部の実学「裁判傍聴レポート(法学部大塚ゼミ?法友会)」

法学部の実学「裁判傍聴レポート(法学部大塚ゼミ?法友会)」

6月10日、大塚ゼミの学生と法友会という法律サークルの学生が、合同で、霞ヶ関の東京地方裁判所、東京高等裁判所で裁判傍聴を行いました。当日は、刑事裁判を傍聴することができました。被告人の犯してしまった犯罪に対し、情状酌量を訴える家族、事実関係をもとに被告人を弁護する弁護士、話の矛盾を見つけ指摘する検察官、双方の話に耳を傾け事実を見極める裁判官。重々しい空気の中で交わされる弁護人と検察官とのやりとりに、思わず吸い込まれてしまいました。特に、不法侵入と強盗で有罪判決を受けた被告人が減刑を求める裁判では、被害者に支払う慰謝料よりも、保釈金のほうが高額なことに着目し、被告人の謝罪の意思について疑問を投げかけていた検察官の姿がとても印象的でした。私は裁判傍聴が二度目でしたが、覚せい剤や不法退去など様々な事例について傍聴することができ、毎日何気なく生活している一方で、数多くの事件が起こっているのだということを改めて感じました。法律について学ぶ、一学生としてさらに学習を深めたいという気持ちも強まり、よりよい社会づくりに貢献できたらと思いました。(法学部3年 齋藤一輝)

【他の学生のコメント】
裁判は進行に時間がかかるものだと思っていたが、思っていたよりもスムーズに進んでいき、短い時間の中で多くのやり取りが行われていることに驚きました。あっという間の1時間でした。(法学部3年 吉田竜也)

初めて裁判を傍聴しましたが、ドラマや映画などと違い裁判が淡々と進むことに驚きました。その中でも、眠たそうな判事がいたことや遅れて法廷入りする弁護士がいたことはとりわけ衝撃的でした。(法学部3年 蓮村真吾)

ドラマとは全く違う緊張感の中行われていて、とても圧倒されました。法廷も大きな法廷もあれば小さい法廷もあり、とても良い勉強になりました。(法学部1年 宇佐美貴大)


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