「観光キャリアケーススタディ」スポーツビジネス編
国際観光学科の正課授業「観光キャリアケーススタディ」では、学外の講師や卒業生をお招きし、観光および観光関連現場の「いま」のお話を聴いています。6月にはアスリートのマネジメント会社に所属している樋口 昌平 氏のお話を伺いました。
ラグビーワールドカップやオリンピック?パラリンピックなどの大きなスポーツ大会は、世界各国から多くの人々が集います。まさに観光業界にとってスポーツは重要なコンテンツです。
樋口氏は、「いつかはグローバルなスポーツイベントの仕事に携わりたい」という夢を持ちながら、大学を卒業後に大手テレビ局で広告営業を経験。その後に日本国内のプロサッカーリーグを統括する日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の事務局へ転職。在職中には競技の運営やマーケティング、放送権のセールスなどを担当され、ジェフユナイテッド千葉へ出向してJリーグクラブのスポンサーセールスも経験されました。
現在は、プロサッカー選手をはじめとするアスリートのマネジメントを担当され、幅広い分野でスポーツの仕事に携わっています。また、その他にもスポーツを通した国際貢献を目的とするNPO法人の理事も務めていらっしゃいます。
樋口氏のキャリアのように「少しずつ自分のやりたいことに近づく方法もある」「スポーツ業界では他業界?多職種での経験が生かされる」というお話は、学生達にとって新鮮な驚きだったようです。