プロジェクト学習「川越で地方創生の成功例を目の当たりにして」
国際観光学科の体験型科目「プロジェクト学習」で、歴史の街、蔵の街 小江戸 川越(埼玉県)に行ってきました。川越は蔵が立ち並ぶ通りと時の鐘、そして洋館がほぼ完全な形で残っている貴重な地域ですが、それだけではありません。菓子屋横丁という面白い一角、蔵のメインストリートと趣が違う大正浪漫夢通り、人力車を走らせ、着物で歩かせる仕掛け。よくよく考え尽くされています。学生たちも本当に楽しんでいましたが、さすが観光を目指すツワモノ揃い。その裏にある観光の仕掛けも大いに学習し、観光客の視線と観光を学ぶ者の視線の二重の複眼的見方をしていたので感心しました。
事前学習と現実の踏査では落差がありますが、今回は期待をはるかに上回る内容で、感動はひとしおでした。戻ってきて学習したものを見直してみると理解力が全然違いますし、気付かなかったことも浮かんできます。この学びは大きく、現地へ赴くプロジュクト学習の醍醐味です。