【FD活動】2019年度 第2回全学科一斉FD研修会を開催しました
2月17日(月)の午後、龍ケ崎キャンパスと新松戸キャンパスとをつなぎ、2019年度 第2回全学科一斉FD研修会を開催しました。第一部では全学科共通の研修として授業実践例3件の発表会を行い、続く第二部では学科毎の意見交換会を実施しました。なお、この4月に着任予定の新任教員にも参加いただき、着任前に本学での取組みに触れていただきました。
研修に先立ち、野尻俊明学長より開会の挨拶をいただきました。挨拶では、本学の入試状況や最近の昔と異なる教授法などについて述べられました。
第一部では、経済学部経済学科助教の長澤勢理香先生、流通情報学部同学科准教授の味水佑毅先生、スポーツ健康科学部スポーツコミュニケーション学科助教の寺中祥吾先生の3名が登壇し、各先生より授業における取組みの概要が紹介されました。長澤先生からは、『小テスト、ミニクイズ大会、ワークショップ、ディベート、プレゼンテーション、他ゼミ交流』と題し、担当の講義科目である「西洋経済史」やゼミでの取組みとして、アクティブな学びや社会人基礎力の養成につながる、多彩な手法を用いた授業実践の概要が紹介されました。続いて、味水先生からは、担当講義科目の「ロジスティクス概論Ⅱ」「観光政策論」における取組みが紹介されました。『C-learningのアンケート機能を活用した授業の実践』というタイトルにて、双方向?学生参加型の授業に有効なクリッカー機能(注:“C-learning”のクイックアンケート機能、2019年度より本学で導入、今年度第1回FD研修会にて説明会を実施)の活用方法やその結果判明した利点や課題が紹介されました。最後に、寺中先生より、『専門ゼミのマネジメントから考えるPBLのレバレッジポイント』と題し、学年を跨がる複数ゼミを束ねたPBL(Project-Based Learning)の取組みとして、4つのプロジェクトにおけるグループファシリテーション(即ち、集団に対するコーチング)のスキルを養う授業実践の概要やそこでの課題などが紹介されました。各発表には、聴講された教員からの質問に加え、アンケートの回答として多くの感想やコメントが寄せられました。 これらは、FD委員会や発表された教員と共有し、今後の授業改善に役立てていく予定です。
第一部の終了後、参加いただいた新任教員に対し、野尻学長より新年度に向けてのお言葉、さらに教育学習支援センターの石田努センター長より4月早々に予定されている新入生向け行事(“RKU WEEK”)の案内が行われ、その後学科毎に指定された会場にて、第二部の学科別研修会を行いました。第二部では、第一部の発表会や春学期に実施の授業アンケートの結果などに関する意見交換を実施しました。
これからも授業改善活動を定着?発展させる場としてFD研修会を継続していきたいと考えています。
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