「なんだか気になる流通情報」 vol.11
流通情報学部には、流通、物流、情報、さらには心理学、言語学、文学、日本語教育などを専門とするさまざまな教員が所属しています。
流通情報学部に通うアンリとコウが、毎週ひとりずつ先生をインタビューしていきます!
アンリとコウについては、ロジ×未来サイトをご覧ください。
今週は、
「行動がわかれば心がわかる、心がわかれば人間がわかる!」
井垣 竹晴?教授です。
井垣教授の教員紹介はこちら
井垣先生が担当している講義について教えてください。
大学では、「心理学」、「教育心理学」、「認知心理学」など心理学
関連科目と「1年演習」を担当しています。
「映画に見る心理学」に関する模擬授業を公開していますので、
ぜひ見てください。
模擬授業はこちら
講義の内容を教えてください。
例えば、「心理学」では、発達、行動、知覚、性格、臨床、犯罪など
心理学の主要なテーマを扱っています。
より具体的には、発達であれば、愛着の形成や野生児について取り
上げています。
その講義を受けるとどのようなことに役立ちますか。
心理学の目標は、人間の行動のメカニズムを理解することによって、
心を理解することです。
心理学を学ぶと、なぜ人がそのように行動するのかを理解できるように
なるかもしれません。
井垣先生が最近、関心をもっていることは何ですか。
研究に関しては、人間の重要な心理特性の一つである、衝動性や利他性に
ついて、そのメカニズムの解明を、実験や質問紙調査を行って解明したいと
思っています。
井垣先生が研究をはじめられたきっかけは何ですか。
大学の卒業論文で、英語文献を読んだり、実験装置を作成したり、とても
苦労したのですが、やり遂げたときの達成感があり、これをさらに追求
したいと思って大学院に進む決心をしました。
井垣先生の趣味を教えてください。
趣味は、ドライブです。車に乗って、音楽を聞きながらいろいろな場所
(公園とかショッピングモールとか)に行くのが好きです。
またそのために、地図を見たり、いろいろな道を調べたりして、目的地に
行くことが楽しいです。
井垣先生は大学生のとき、どんなことをしていましたか。
レストランやコンビニエンスストアなどでアルバイトしていたのですが、
居心地がよく、大学以外は、バイトばかりしていました。
大学の友人よりもバイト先の友人とばかり遊んでいたように思います。
高校生のうちにやっておいたほうがよいことは何ですか。
自分は高校生ではほとんど体験できなかったのですが、やはり異文化体験で
しょうか。
世界の他の国の人々との交流を通じて、様々な価値観や生き方があることを
知るのは貴重な体験だと思います。
井垣先生からみて流通情報学部はどんなところですか。
現代社会を支える流通と、円滑な流通を可能とする情報の2つの分野を、
包括的に学ぶことができる、日本に数少ない学部だと思います。
最後に高校生にひとことお願いします。
大学では、レポートを作成したり、プレゼンをしたり、卒論に取り組んだりと
主体的な学びの比重が大きくなります。小さいころに感じた不思議を探求する
機会です。
ぜひ大学で自律的?主体的に学ぶことの楽しさを感じてください。
井垣先生、ありがとうございました。
次回は石田 努?教授にインタビューします。お楽しみに!
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