なんだか気になる流通情報「『当たり前』に目を向けると、世界の見方ががらりと変わる」
流通情報学部には、流通、物流、情報、さらには心理学、言語学、文学、日本語教育などを専門とするさまざまな教員が所属しています。
流通情報学部に通うアンリとコウが、毎週ひとりずつ先生をインタビューしていきます!
アンリとコウについては、ロジ×未来サイトをご覧ください。
今週は、
平岡 紘 准教授です。
平岡准教授の教員紹介はこちら
どんな講義を担当されてますか。
教養科目の「哲学I?II」「社会倫理学I?II」などを担当しています。
その講義はどんな内容ですか。
およそ2500年前、古代ギリシアで始まった西洋哲学?
倫理学のさまざまな理論の基礎を学び、哲学的?倫理学的な考え方に親しむ授業です。
その講義を受けるとどのようなことに役立ちますか。
日常生活において「当たり前」に思われていることに目を向けて、
様々な視点から物事を考える力を身につけることができます。
先生のゼミについて教えてください。
留学生で構成されている「一年演習」を担当しています。
先生のゼミの学生さんはどんな進路を希望していますか。
留学生ですので、主に貿易関係の仕事につきたいと考えている学生が多いです。
先生の最近の関心事は何ですか。
20世紀フランスの哲学者ヴラジミール?ジャンケレヴィッチの
哲学?倫理学に関心があり、研究に取り組んでいます。
研究をはじめたきっかけは何ですか。
実は大学に入ったときは理系でした。ですが、2年生のとき
この先どうしようかと思い悩むようになり、少し立ち止まってよう考えようと留年をしました。
そのときできた時間に哲学の本を読んでみたらハマってしまい、文学部に進学しました。
それ以来ずっと哲学の研究をしていることになります。
先生の趣味は何ですか。
本を読むことです。本を読むことを仕事にしたくて、研究者を目指したようなものです。
先生が学生時代(大学)に熱中したことは何ですか。
日本の明治?大正時代の文学作品を読むことです。
夏目漱石や泉鏡花、芥川龍之介などの作品を片っ端から読んでいました。
高校時代にやっておいたほうがよいことは何ですか。
たくさん本を読み、ボキャブラリーを増やしておくことは、とても大切だと思います。
先生からみて流通情報学部はどんなところですか。
商品がつくられて、運ばれて、お店に並び、私たちが買う。
こんな当たり前のことがどんな仕組みになっていて、今後どのように
発展していくのかを、流通情報学部では学べます。つまり今の社会が
どうなっているか、そしてこれからの社会がどうなっていくかを学ぶ
ことのできる学部です。?
最後に高校生にひとことお願いします。
本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、
スポーツをしたり、様々なことを経験して、自分のやりたいこと、自分の
興味を惹くことを探してください。やりたいことをやる、これが一番楽しいです。
先生のご研究と教育活動などを一文で表すキャッチフレーズは?
「当たり前」に目を向けると、世界の見方ががらりと変わる。
平岡先生、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!!