元サッカー日本代表 中澤佑二氏が龍ケ崎キャンパスで講演!
元サッカー日本代表選手でサッカー解説者の中澤佑二さんを龍ケ崎キャンパスに招いて、「次世代の指導者を目指す若者たちへ」をテーマに、12 月1 日、講演会が開催されました。これは、流通経済大学とNHK??放送局が「NHK大学セミナー」として、スポーツ健康科学部の学生を対象に共催したもので、約270 人の学生が参加しました。
中澤さんは、開催中のサッカーW 杯カタール大会で解説を務めたあと帰国したばかりでしたが、そのW杯の現地の様子も交えながら、以下の3つのトピックについて話をされました。
●自分の目標に向かってぶれないためには
●目標達成へのプロセス
●未経験のスポーツのコーチになって
中澤さんはまず、自身のサッカーキャリアにふれ、高校卒業後のブラジル留学時代に、言葉が通じない異国の地でポルトガル語を習得し、仲間を増やしながらあきらめずに過酷な練習を乗り越えてきたエピソードなどを紹介。また、幼少期からエリートとして養成された国内のサッカー選手の中で、『なんとしてもプロになる』という目標を失わず戦い抜いた経験を披露しました。
目標達成へのプロセスとしては、その過程で『障壁があっても、まずは挑戦してみることが大切であり、“戦略を持って準備”をしていれば壁にぶつかってもその経験は無駄にならず、何らかの答えが返って来る』と話しました。
現在、他大学のラクロスチームの指導をしている中澤さんは、選手としての経験がない競技において、どのように選手と触れ合い、心理的な面や他競技の視点からどうコーチングを実践しているかなども語りました。
学生からは、「プロ選手になるために苦境を乗り越えるマインドは?」「競技経験のないスポーツの指導をする際、どこにポイントを置いているのか?」など多くの質問が出たほか、講演の後には、「自分には何が必要か、と努力する姿、チャレンジする姿を見習いたい」「自分は目標を見失っている状態だったが、考え方が少し変わった。すごく貴重な経験になった」「目標に向かって努力していくハングリー精神を自分も取り入れていきたい」など、刺激を受けた様子で感想を語っていました。