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この３年?４年ゼミには刑法に関心を寄せる学生が所属し、８月６日から１泊２日でゼミ合宿を行いました。

始めのうちは「合宿」で何をすべきなのか、馴染みのない学生も多いという状況でした。合宿期間?合宿場所?交通手段等々も学生が主体となって決めることで、徐々に学生の中に合宿に対する心構えができていったように思います。課題の準備期間においては、より充実したゼミ時間を共有するために、これまでの授業態度や課題への取り組み具合に鑑みてゼミ員同士で諍いが起こり、担当教員も学生たちの真剣さを目にし、「より良いゼミ運営とは何か」を改めて考えさせられました。

当日は、通常授業と同じく、刑事事件を素材にした事例問題について、４、５人ずつの検察班?弁護班に分かれてディベート形式で進行し、司会進行?勝敗決定（裁判官班）も行ってもらいました。授業よりもディベート時間を長くとることができたので、意見を述べる機会を多く設けました。そのため戸惑う場面も目にしましたが、班のメンバー同士互いに助け合いながら活発なディスカッションとなりました。（ゼミ担当教員）

　　　　　　　

【所属ゼミ生の感想】

１泊２日のゼミ合宿では１日目はディベートを行い、２日目は自由行動でした。ディベートでは、質問や反駁がより鋭いものになるよう普段よりも長い時間をとり、内容の濃い授業を行えました。２日目はアウトレットに行き、皆でショッピングを満喫しました。（自治行政学科４年　T?Nさん）

今回のゼミ合宿では、課題準備中に私の授業態度を指摘され、少数人で班を構成して戦うこととなり結果的には負けてしまいましたが、少数人でもディベートで相手に立ち向かうことができ、秋学期で態度を改められるとてもいい機会となりました。まだ言い分のあるゼミ生もいると思いますが、一部のゼミ生とは和解もできたり、食事をして会話を楽しみながら初めて仲良くなれるゼミ生もいたりしたので、この合宿に参加できてとても良かったと思っています。また、秋学期から反省しつつも態度を改めてみんなで頑張っていきたいと思います。（自治行政学科４年 K?Iさん）

いつもと違う環境下で勉強することで新鮮な気持ちになり、たくさんの意見が出たように感じます。みんなともより仲が深まったのもすごくよかったなと思います。大学生活の中でも思い出になる合宿になりました！！（自治行政学科４年　Y?Sさん）

セミナーハウスで行われた合宿は、通常のゼミ演習と比べ、学習面やゼミ生との交流などにおいて非常に充実していました。例えば、ディベート学習では集中できる環境で通常より長く時間を使えたため、ひとりひとりが様々な事柄を多角的に考え、のびのびと発言ができていました。ディベートを終えた後は食事やお疲れ様会で皆で盛り上がり、忘れられない思い出となりました。この経験は今後のゼミ演習にとってもよいものになると思います。結束力を深めたことで、よりレベルの高いディベートが大学でもできることを楽しみにしています。（法律学科３年　K?Nさん）

山中湖セミナーハウスの勉強合宿は最高でした。美しい景色、静かな環境、快適な施設のおかげで、充実した時間を過ごせました。（自治行政学科３年　Y?Kさん）

山中湖の麓で自然に囲まれ、普段の講義よりも濃密な内容で集中して学ぶことが出来ました。同級生の友達だけでなく先輩方とも交流できとても充実した時間でした。（法律学科３年　S?Yさん）