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ゼミ活動報告:今年度の「異文化体験学習」—市岡ゼミ(3年?4年)—

市岡ゼミ(3年?4年)は、今年度、身近にあるさまざまな宗教施設などを訪問する「異文化体験学習」を行いました。

3年生は5月28日に、IT技術者のインド人が集中して暮らす東京都江戸川区で、ヒンドゥー教寺院を訪問し、クリシュナ神にささげる歌と踊りの儀礼を見学、日本では珍しいベジタリアンのインド料理をいただきました。寺院の後は、西葛西の中心にあるインド式スイーツの専門店を訪れ、今まで食べたことのない激甘のお菓子を味わいました。

     
            ヒンドゥー教寺院             インド式スイーツ専門店

4年生は611日に、東京都豊島区で、池袋北口の「池袋チャイナタウン」を訪問しました。ここは横浜中華街などとは違い、日本人の観光客ではなく中国出身の人たちが行くエリアです。ゼミのメンバーの中国人留学生が、書店やフードコート、食料品店などに日本人学生を案内してくれました。どこも日本人の客は全くいない店ばかりでした。見学後は、中国で人気の火鍋のチェーン店で夕食にしました。私たち以外の客は中国人ばかりの店で、日本人向けにアレンジされた「中華料理」とは違う「ガチ中国料理」を楽しみました。

     
           中国で人気の火鍋の店           日本の鍋料理とはひと味違う火鍋

4年生は122日には、東京都新宿区の大久保を訪問しました。大久保はコリアンタウンというイメージが強いですが、近年ではベトナムなど東南アジアの人々、パキスタンなど南アジアの人々が経営する店が増え、多文化化が進んでいます。この日は、台湾や東南アジアの中華系の信仰の形をよく表す「東京媽祖(まそ)廟」を見学、その後はハラール食品を扱う店が集中し、顔の濃い南アジア系の人たちが行き交う「イスラム横丁」と呼ばれるエリアを見学しました。最後はコリアンタウンで韓国料理の夕食です。前日に卒業論文を提出したゼミ生たちは解放感にあふれ、本格的なサムギョプサルに満足していました。

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        台湾出身者が建てた東京媽祖廟         イスラム横丁のハラールショップ

    
      ? ?コリアンタウンで食べるサムギョプサル

多文化化が急速に進む日本には、さまざまな国の文化が体験できる場所がたくさんあります。市岡ゼミでは、来年度以降も身近にある異文化を体験できるツアーを企画していきます。


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