法学部の実学:法律をスポーツビジネスに生かす―地域に必要とされる球団運営とは
法学部キャリア科目「法学部生のキャリアデザイン」では、株式会社茨城県民球団の副社長であり弁護士でもある河西智之先生から「弁護士×スポーツビジネスが生み出すシナジー」というテーマでご講義いただきました。自身のキャリア形成の道のり、資格試験の勉強方法、法学的思考の有用性をお話いただいたうえで、茨城県民球団の活動についてご紹介がありました。
茨城アストロプラネッツはプロ野球独立リーグに加盟する茨城県唯一のプロ野球球団。スポーツを通じた地域貢献にも積極的で、廃校を利用した運動施設やカフェを市民に開放しています。カフェの一番人気は笠間市名産の栗を使ったモンブラン。障がいのある方が加工や販売に携わっていて、地域にある資源を活用しながら地域の課題を解決する球団の取り組みに、大きな気づきをいただきました。
参加者からは、スポーツと勉強を両立する方法、法律を学んで良かったことなど質問が寄せられ、これから法学部で学びを深めていく学生に有益なお話が満載の講義となりました。
河西智之(かわにし ともゆき)先生 2024年4月15日、龍ヶ崎キャンパスにて
学生からは活発な質問が次々と寄せられ、丁寧にお答えをいただきました。