笑顔がはじけた!高校生スポーツコンディショニングキャンプ
高校生アスリートの競技力向上とトレーナー技能の普及を目指して、「高校生スポーツコンディショニングキャンプ」を龍ケ崎キャンパスのスポーツ健康センターで開催しました。当日(6月1日)は、高校生、指導者、保護者など47人が参加し、本学スポーツ健康科学部の教員の指導とスポーツ健康科学部の学生のサポートのもと、トレーニングやテーピングに取り組んだり、元プロスポーツ選手の話に耳を傾けたりと、熱気と笑顔に満ちたイベントとなりました。
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午前の部は、椎名純代准教授と椎名ゼミの学生によるアイスブレイクでスタート。体を動かしながらコミュニケーションの大切さを学び、会場は大いに盛り上がりました。
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続いて、サッカー日本代表チームでも指導経験のある小粥智浩教授が、ボールを使ったコーディネーショントレーニングを実践。トレーナーの技術によって「体がどう変化するか」を体験しました。
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また、アスレティックトレーナーの西田智助教は、足関節のテーピングの基本と実践を指導。セルフテーピングに挑戦した高校生からは、真剣な表情の中にも笑顔が垣間見える充実した時間となりました。
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トークセッションでは、スポーツ健康科学科のOBで元Jリーガー、現在は高校教員としてサッカー部の指導をしている金久保順さんが、競技経験を通して、どのようにピンチと向き合ってきたかなどを話してくれました。現役時代にケガで苦労した金久保さんのメッセージは、本学の現役アスリートや選手をサポートする学生にとっても大変貴重なものでした。
午後のトークセッションでは、トライアスロン選手として4度のオリンピック出場を誇る田山寛豪准教授が、競技者として日常生活から大切にしてきたことを高校生に伝授。また、ケガを防ぎ効果を最大にするスクワット動作を学ぶ吉川徹准教授の実習、エクササイズバンドを使って効果的にパフォーマンスを高める西田助教の実習と、充実のプログラムが続きました。
参加者からは、「これからの自分に繋がる知識が得られた」「知らなかった知識を得ることができた」など今後の成長が期待されるコメントが多くありました。本学の教員にとっても、エネルギッシュな高校生たちとの学び合いは刺激的で、今後の教育?研究に有意義なものとなりました。
今回のイベントは、茨城県教育委員会および千葉県教育委員会の後援と、株式会社リンドスポーツの協賛により実施されました。関係の皆様方に、心から感謝いたします。