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さくらんぼ社長矢萩美智氏(卒業生)のお話を聴く ‐「映えるフルーツパフェ」の効果とは?‐

先日、国際文化ツーリズム学科卒業生の矢萩美智さんを「キャリアモデル?ケーススタディ」の授業でお迎えし、経営していらっしゃる観光果樹園の経営戦略やご自身のキャリアについて、お話を伺いました。

矢萩さんは、山形県天童市にある観光果樹園の三代目です。観光果樹園の経営者として、様々な危機をどのように克服したのか、働く仲間への思いや農業の未来などを熱く語ってくださいました。

矢萩さんはアイデアが豊富で、たとえば果物の自販機「くだもの自販機」を果樹園に設置しています。また、育てた果物を最後まで使うために六次産業化を実現。果樹園に併設されているカフェの「季節のフルーツパフェ」はその代表作です。この「季節のフルーツパフェ」はSNSで注目を集め、テレビなど多くのメディアでも紹介されています。フルーツ狩りを目的としない方がパフェ目当てに訪れるようになり、カフェ事業は大幅に売り上げを伸ばしているそうです。

今年は、6月に高温期が続いたため、さくらんぼ農家にとって厳しい環境だったそうです。気候変動など、今後も農業を取り巻く環境は変化し続けることでしょう。しかし、数々のピンチを乗り越えた矢萩さんはこれからも困難を克服し、ご自身が目指している「自分のこどもが継ぎたいと思える農業経営」を実現されることでしょう。

                                                   (文責:髙橋伸子)

         
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