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経済学を応用して地球温暖化の対策を考えよう(大久保ゼミの紹介)

 近年は、夏季に最高気温が35℃を超えるとても暑い日が続くことが増えました。また、短時間に集中して雨が降り、それが大規模な水害を引き起こすこともめずらしくなくなりました。このような現象が増えている要因のひとつが地球温暖化です。地球温暖化は、人間の活動によって排出される温室効果ガスが大気中に蓄積されることで促進され、気象?自然環境?人間の生活や経済に多大な影響を及ぼします。

 大久保ゼミ(3年ゼミ)では、地球温暖化が起こる原因とメカニズム、それが招く望ましくない結果(海面上昇、海洋酸性化、台風の強度の増加、生物種の減少、農作物の収穫量の減少、感染症罹患リスクの増加等)について学びます。

 また、政策の目標を設定し適切な手段を選択するために、経済学を応用して考えます。温暖化を緩和する政策にともなう便益と費用を考えた場合、地球の平均気温の上昇を産業革命前と比べて何度に収めるのが最も合理的なのでしょうか。政府はどのような手段を用いて、家計の消費や企業の生産のパターンに変容を促せばよいのでしょうか。私たちといっしょに考えましょう。



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