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流通情報学部の児玉徹教授が3月に開催される農林水産省主催のシンポジウムで基調講演(45分間)を行います:「日本産有機茶の国際ブランドマーケティング ‐ワインの国際ブランドマーケティングからヒントを得る‐ 」

流通情報学部の児玉徹教授が、農林水産省九州農政局が主催する「有機栽培茶生産?輸出拡大勉強会キックオフシンポジウム」において、基調講演(45分間)を行います。以下がその概要になります。


(1)本シンポジウムの概要
シンポジウム名:「有機栽培茶生産?輸出拡大勉強会キックオフシンポジウム ~九州産有機栽培茶のこれから~」

開催日時:2025年3月18日(火曜日)13時30分~16時30分

開催場所:熊本地方合同庁舎A棟10階 農政第7会議室(熊本市西区春日2丁目10番1号)又はオンライン(Microsoft Teams)

構成:以下(2)参照

主催:農林水産省九州農政局

対象者:九州地方の茶の生産者、茶商、輸出業者、自治体、研究機関、茶飲料製造事業者、その他茶関係者

シンポジウムの詳細、参加申し込み方法、メディア取材申込み方法などが掲載されたウェブサイト:https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/keiei/zigyo/250225_1.html 


(2)本シンポジウムの構成(13:30 – 16:30)

第一部:基調講演
「日本産有機茶の国際ブランドマーケティング ‐ワインの国際ブランドマーケティングからヒントを得る‐ 」
流通経済大学 流通情報学部 児玉 徹 教授
※本基調講演の詳細については下記参照

第二部:取組事例紹介
「有機茶が世界を駆け巡る」
鹿児島オーガニックティー協議会
(ヘンタ製茶有限会社 邊田孝一社長及び有機栽培へ転換したばかりの農業者)

第三部:総合討議


(3)児玉徹教授による基調講演の概要


基調講演の時間:本シンポジウム開始後から45分間(おおよそ13:40?14:25)

基調講演のタイトル:「日本産有機茶の国際ブランドマーケティング ‐ワインの国際ブランドマーケティングからヒントを得る‐」

<基調講演の概要>

 欧州で確立したワインに関するブランド価値体系は、世界の様々な国々に普及し、さらに、紅茶やコーヒー、ビール、シードル、ウイスキー、チーズ、オリーブなどを含む多種多様な食品のブランド価値体系に、大きな影響を及ぼしてきた。
 本基調講演では、このことを前提に、ワインについて発展してきたブランド価値体系を解説しつつ、同価値体系を通して日本産有機栽培茶のブランドは欧米市場で如何に評価され得るのか、という点を多角的に分析する。



(4)児玉教授の基調講演に関する参考情報
 農林水産省からの児玉教授への今回の基調講演依頼は、児玉教授が2022年に発表した論文「抹茶に関する地域ブランドの情報デザイン – 抹茶に関する価値評価体系の共創に向けて」の内容に基づいて、行われました(同論文は下記よりダウンロード可能)。2024年5月にも、児玉教授は、同論文の内容について、農林水産省農産局果樹?茶グループの政策担当者の方々よりインタビューを受けました。

 なお九州は、茶(荒茶)の生産量では日本一の鹿児島県を始め、福岡県、宮崎県、熊本県などの茶の名産地を抱える、日本最大の茶の生産地です。
 上記シンポジウムの当日の様子については、後日、農林水産省九州農政局のウェブサイトにおいて掲載される予定です。


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