〈ゼミ活動〉Fun to Active!プロジェクトin北海道中札内村
西田ゼミでは、毎年9月と3月に北海道中札内村立中札内中学校で、子どもたちが自分の身体に関心を持ち、安心?安全に楽しくスポーツに取り組めるようになることを目的とした一泊二日のフィールドワークを実施しています。
1日目は身体機能の測定、2日目は測定結果のフィードバックと機能改善エクササイズの実践となっており、ゼミ学生は、測定に向けた準備や当日の測定運営に取り組み、2日目には学生が準備した機能改善エクササイズを中学生に実際に指導しています。
最初はお互いに緊張した面持ちでしたが、測定が始まると中学生たちは楽しみながら積極的に参加してくれました。そのおかげで、ゼミ学生たちもコミュニケーションを取りながら楽しんで活動ができ、2日目のエクササイズ指導の場面では、自信を持って指導している様子が見られました。中札内村は周辺に大学がない地域であるため、中学校の先生方からは大学生と交流できる貴重な機会として評価していただいています。
ゆくゆくは、小学生から高齢者まで村内全域にこの活動を広めていけるよう、ゼミ学生たちと協力してフィールドワークを継続していく予定です。
以下、参加学生の所感です。
スポーツ健康科学科 4年女子
普段スポーツ科学に触れる機会の少ない小さな村の中学生と測定を通じてコミュニケーションを図れ、自分の学んできたことも活かせていると感じられとてもやりがいがありました。また、自分の専門競技について中学生達が沢山の質問やアドバイスを求めてくれて、バレーボールをやっていて良かったと思いました。今回の研修をきっかけに教員という夢のイメージがより強く感じられました。
スポーツ健康科学科 4年女子
初めは緊張していた中学生たちも、測定を通じて自分の体の状態を客観的に知ることで徐々に興味を持ち始め、提示した課題だけでなく「もっと難しいことに挑戦したい」と意欲的に取り組む姿が多く見られ、私自身も大きな刺激を受けました。また、千葉で育った私にとって、北海道という異なる環境で育つ中学生や、そこでのスポーツの捉え方?取り組み方に触れられたことも大きな収穫でした。
スポーツ健康科学科 4年女子
フィールドワークを通じて、測定等生徒1人に当てられる時間や全体をまとめることの大変さを実感しました。また、生徒一人一人が自分の結果と向き合って2日目の活動に真剣に取り組んでいる姿勢を見て、このプロジェクトに参加して良かったなと思いました。